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【2022年版】アオアシのモデル?愛媛出身のイケメン監督、川井健太!サガン鳥栖での戦術や特徴などを紹介します!

2022年からサガン鳥栖の監督に就任した川井健太監督。

J1での初監督を務めますが、第32節終了時点で9位と就任初年度にしては十分な成績を残しています。

そんな、川井健太監督ですが、実は、女子サッカーの指導者をしていたことはご存知でしょうか。

また、人気サッカー漫画の『アオアシ』の登場人物のモデルにもなっています。

今回の記事では、そんな川井健太監督の現役時代や指導歴、プライベートなどについて紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

今回の記事ではわかることは以下の内容です。

この記事でわかること

〇川井健太監督はアオアシのモデル
〇川井健太監督の現役時代や経歴について
〇川井健太監督のフォーメーション、戦術、システムについて

この記事の信憑性は以下の内容です。

この記事の信憑性

〇小学生からサッカーをはじめ社会人リーグでもプレー
〇大学時代は指導者を目指し、地元クラブのコーチや教員免許を取得
〇現在は金融関係の企業に勤めています

川井健太監督のプロフィール

それでは、まずは川井健太監督のプロフィールを紹介します。

名前川井健太(かわい けんた)
生年月日1981年6月7日(41歳)
出身地愛媛県宇和島市
身長・体重182cm/72kg
肩書サガン鳥栖監督
ポジションFW
参考:サガン鳥栖HP

実はすでに2023年の契約更新も発表されているますので、これからの川井健太監督の活躍に期待したいですね。

女子サッカーの指導者!?

現役引退後、2008年~2017年まで環太平洋大学短期大学部の女子サッカー部の初代監督を務めました。

初代監督ですので、指導だけでなく、選手集めから始めたようです。

またここでの女子選手の成長をさせることで、選手の力を引き出すことや育成させる力が付いたようです。

――女子選手を真摯に見つめたことが、力を引き出すきっかけになっているかもしれません。

「あると思います。女子選手のほうがやれることは少ないわけじゃないですか。できないことは、男子選手が2つあるとしたら、女子選手は8つある。変わったな、という場面に出くわす数が多かったなと思います」

引用元:Web Sportiva

川井健太監督はアオアシのモデル?

そんな川井健太監督は『アオアシ』のスピンオフ作品である、『アオアシ ブラザーフット』内で登場する愛媛FCの監督のモデルになりました。

『アオアシ』の作者である、小林有吾先生も愛媛県出身のため、川井健太監督と同郷であり、ご飯を食べに行くほどの間柄だそうです。

クールで飄々としている川井健太監督をモデルにしているだけあり、剣崎誠はかっこいいキャラクターになっています。

また、川井健太監督本人もイケメンですね。

川井健太監督で検索すると「イケメン」が候補に出てきますね。

川井健太監督の現役時代

川井健太監督は地元の愛媛FCユースから桃山学院大学を経て、2004年に愛媛FC(当時はJFL)に入団します。

2005年にJFL2位となり、J2へ昇格し、2006年にJリーグデビューを果たしますが、怪我の影響もあり、2006年シーズンを持って現役を引退します。

短い現役生活でしたが、早くに引退を決断し、指導者としての道を歩み始めたのが、現在の活躍につながっているのかもしれませんね。

川井健太監督の指導歴は?

それでは、川井健太監督の指導歴や成績について紹介します。

指導歴

〇環太平洋短期大学部サッカー部監督(2008~2017)
〇愛媛FCレディースヘッドコーチ(2012~2014)
〇日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ(2014~2017)
〇愛媛FCレディース監督(2015~2017)
〇愛媛FC U-18監督(2018~2018.5)
〇愛媛FC トップチーム監督(2018.5~2020)
〇モンテディオ山形 トップチームコーチ(2021)
〇サガン鳥栖 トップチーム監督(2022~)

監督として獲得したタイトルはまだありません、まだまだこれから獲得する可能性は大いにありますね。

環太平洋短期大学部・愛媛FCレディース

川井健太監督の指導歴を語るうえで欠かせないのが、環太平洋短期大学部女子サッカー部と愛媛FCレディースです。

川井健太監督が指導者としてのキャリアは、短期大学の女子サッカー部から始まります。

この時に一緒に誕生したのが愛媛FCレディースになります。

2008年の川井健太監督が環太平洋短期大学部女子サッカー部の監督に就寝するのと同時に愛媛FCレディースと提携が始まり、2011年から愛媛FCレディースが発足します。

つまり、短期大学を卒業してそのまま、なでしこリーグへ挑戦する愛媛FCレディースに入団するシステムを作り上げました。

また、環太平洋短期大学部女子サッカー部の監督と併用し、愛媛FCレディースのコーチも務めており、卒業後も一貫して面倒を見ていたようですね。

そのかいもあってか、2019年になでしこリーグ2部を優勝し、1部に昇格を果たします。

愛媛FC

愛媛FCレディース、愛媛FCのユースチームを経て、トップチームの監督に就任します。

自身も現役時代に所属していたクラブであることから、現役時代の川井健太監督を知っているサポーターのいる中での初のJリーグ監督になります。

2018年のシーズン途中から2020年まで指揮を執りますが、降格圏ギリギリだったため、成績不振により解任されています。

フォーメーションや戦術、システムは?

それでは、フォーメーションや戦術について紹介します。

フォーメーションは?

愛媛FC時代から基本フォーメーションは3-4-2-1を使用しています。

当然、サガン鳥栖でもこのフォーメーションを多用しており、そのほかでは4-2-3-1や4-4-2を時々使用します。

フォーメーションの特徴としては、中盤の選手が多いため、中盤でのポゼッションを高めながら、ボールロストしても中盤で再度、回収しやすい布陣となります。

中盤に優秀な選手が多いサガン鳥栖に合うフォーメーションですね。

参考:FootBollLAB

戦術は?

川井健太監督は2-5-4システムと呼ばれる特殊な戦術を用います。

基本的にフォーメーションを数字で表す際にGKは除きますが、サガン鳥栖のフォーメーションでは、GKもDFラインに入り、パスを組み立てます。

当然、GKがゴールから離れるため、リスクもありますが、足元のある朴一圭(パク・イルギュ)選手がいるからこそできる戦術になります。

そして、3-4-2-1では、中盤に厚みを持たせることでピッチ中央を制圧しますが、2-5-4に可変することで、3バックの両サイドの選手を高い位置に押し出します。

そうすることで中央だけなく、サイドにも人数をかけることが可能になり、より攻撃時に厚みをかけ、ボールを失った場合は、すぐに取り返せる位置に選手がいます。

選手が変わりすぎ?

このようにユニークな戦術を用いているため、何年かかけてデザインしたのかと思いましたが、実はそうでもありません。

川井健太監督が2022年からトップチームの監督に就任したことからも長い時間をかけて落とし込んだとは考えにくいです。

また、シーズン開幕前に16人の選手を加入させ、20人放出しています。(ローン含む)

そのような中で、可変システムを上手く浸透させていますね。

2023年シーズンの続投も決まっていますので、さらなる進化を期待したいですね。

川井健太監督の評価は21/25点

それではデスラジおじさんなりの評価をしていきます。

ポイント

〇戦術:3-4-2-1からGKをビルドアップに参加させる2-5-4への可変システムを用いる
〇コミュ力:女子サッカー部の監督を務めたことからも、コミュ力の卓越さが伺えるが男子でも活かせるのか
〇采配:監督としての経験値の少なさから、今後に期待したいですね
〇選手の成長:ユースチームや大学生を見ていたことから、若手選手への成長を促す能力が高いと考える
〇魅力:異色の経歴を持った日本人監督であり、魅力は十分にある

川井健太監督についてもっと知りたい方は本がおすすめ!

川井健太監督についてもっと知りたい方は本がおすすめ!

川井健太監督自身の本はまだありませんでしたので、著書が書かれましたら更新します。

まとめ

今回は、川井健太監督の現役時代や指導歴、プライベートなどについて紹介しました。

2023年シーズンもサガン鳥栖と契約更新したことが発表されたため、来シーズンの川井健太監督の活躍に期待したいですね。

参考URL

https://www.sagan-tosu.net/news/p/5887/

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/903541

https://news.yahoo.co.jp/articles/7ea844297e81f95bce5ebf89428abd8acbb1343b

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/784342

https://qoly.jp/2022/04/15/shingaki-hiroyuki-column-2022-sagan-tosu-gib-1