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【2023年版】マツコ・デラックスの同級生!?大学院生で日本代表のスタッフ!?ユースの育成から昇格まで 四方田修平監督におまかせ

2021年シーズンを最下位で終え、J2降格となってしまった横浜FCですが、四方田修平監督のもと1年でのJ1復帰を果たしました。

見事にチームを再建し、J1昇格に導いた四方田修平監督ですが、クラブをJ1昇格に導いたのは、初めてではありません。

プロとしての経験はありませんが、結果を残している珍しい四方田修平監督について深堀していきます。

今回の記事では四方田修平監督の経歴や監督歴、戦術などを紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事でわかること

〇四方田修平監督の経歴
〇四方田修平監督のエピソード
〇四方田修平監督のフォーメーション、戦術について

この記事の信憑性は以下の内容です。

この記事の信憑性

〇小学生からサッカーをはじめ社会人リーグでもプレー
〇大学時代は指導者を目指し、地元クラブのコーチや教員免許を取得
〇現在は金融関係の企業に勤めています

四方田修平監督のプロフィール

それでは、基本情報として四方田修平監督のプロフィールを紹介します。

名前四方田 修平(しもだ しゅうへい)
生年月日1973年3月14日(50歳)
出身地千葉県千葉市
肩書横浜FC監督

出身地は千葉県ですが、両親が姫路出身、幼少期は横浜で過ごしていました。

現在は横浜FCで監督をしていますが、横浜に全く縁がないわけではないですね。

四方田修平監督の家族は?嫁は?こどもは?

四方田修平監督は結婚しており、3人の子どもがいます。

2012年にコンサドーレ札幌のアカデミーについて紹介された動画内で小さい男の子3人の父親であることが語られています。

今から10年以上前のため、現在では中学生ぐらいにはなっているかもしれませんね。

岡田武史監督の元で日本代表のスカウティング担当

四方田修平監督の異色な経歴を持つ監督です。

実は、大学院生の時に日本代表のスカウティング担当としてチームに帯同していました。

当時、筑波大学で研究室を持っていた田嶋幸三さん(現日本サッカー協会会長(2023年1月時点))から推薦されたことがきっかけです。

最初は、U-19日本代表のアジア最終予選から始まり、最終的にはフランスW杯の最終予選でスカウティング担当をすることになりました。

今では相手チームのスカウティングを行い、事前に情報を得るのはほとんどのチームがやっています。

しかし、当時の日本代表にはそのような考え方は無く、コーチとしてチームに帯同していた岡田武史さんがスカウティングを提案したようです。

岡田武史さんはのちに日本代表をベスト16に導くようになるほどの監督になります。

このように偶然が重なり、四方田修平監督は大学院生にして日本代表のスカウティング担当という異色の経歴を持つようになります。

この時の経験は監督となった今でも生きているようです。

その後、自分もいろいろな厳しい舞台に立たせてもらいましたけど、自分がアカデミーやトップの監督をやらせてもらった中でも、あれに匹敵する舞台というのはなかなかないので、どちらかというとプレッシャーという部分は麻痺することになったのかもしれないですね。指導者のスタートから麻痺した状態で始められたので、少しのことでは動じないよという感覚や経験を、自分で持つことができたとは思います

引用元:footballista

四方田修平監督とマツコ・デラックスの関係は?

小学2年生まで横浜で生活していましたが、その後千葉県に引っ越しています。

転校先の小学校にいたのが、のちのマツコ・デラックスさんです。

四方田修平監督は当時のことを以下のように振り返っています。

そうですね。『まっちゃん』です。大人になってからの繋がりはまったくないですけど、中1の時は隣のクラスでした。彼は大きくて明るくて、汗だくになりながらずっと喋り続けているような子だったので(笑)、よく話はしていた気がしますね。

引用元:footballista

四方田修平監督の監督歴・成績は?

それでは、四方田修平監督の監督歴や指導歴、成績などを紹介します。

監督歴・指導歴

〇筑波大学蹴球部コーチ(1996年-1998年)
〇コンサドーレ札幌アシスタントコーチ(1999年-2001年)
〇コンサドーレ札幌U-18コーチ(2002年-2003年)
〇コンサドーレ札幌U-18監督(2004年-2015年7月)
〇コンサドーレ札幌トップチーム監督(2015年7月-2017年)
〇北海道コンサドーレ札幌ヘッドコーチ(2018年-2021年)
〇横浜FC監督(2022年-)

四方田修平監督がスカウティング担当した際にコーチだった岡田武史さんがコンサドーレ札幌の監督に就任するにあたり、誘いを受け北海道に移住することになりました。

その後、ユースのコーチや監督、トップチームの監督と20年以上に渡りコンサドーレ札幌に尽力しました。

コンサドーレ札幌ユースプリンスリーグ北海道優勝(04~05、07~10)
プレミアリーグイースト優勝(2011年)
Jリーグユースカップ優勝(2012年)
コンサドーレ札幌トップチームJ2優勝(2016年)
横浜FCJ2準優勝(2022年)

2011年からはプレミアリーグイーストに参戦したため、プリンスリーグ北海道には参画していません。

トップチームの監督は2015年の途中からと2016年、2022年の2シーズン半しかありません。

J2ではありますが、そのような状況の中で2回も優勝しているのは素晴らしいですね。

コンサドーレ札幌ユース就任

岡田武史さんが監督を退任されてからユースチームのアシスタントコーチをすることになります。

ユースチームのアシスタントコーチから監督を経て15年以上ユースチームの選手たちを指導してきました。

長い期間ユースチームの指導をしているため、多くのプロ選手を輩出しています。

主なユース出身選手

〇西大伍(2006年昇格)
〇横野純貴(2008年昇格
) 〇奈良竜樹(2012年昇格)
〇前貴之(2012年昇格)
〇榊翔太(2012年昇格)
〇前寛之(2014年昇格)

一部の選手だけを紹介していますが、30名以上のプロを輩出してきました。

特に2011年にはプレミアリーグイーストを優勝しており、優秀な選手が多かったですね。

コンサドーレ札幌コーチ・監督就任

前任のバルバリッチ監督が2015年第26節でトップチームの監督を解任となり、四方田修平監督が内部昇格により就任しました。

その後、2016年シーズンも引き続き監督としてトップチームの指揮をし、J1昇格を決めると、翌2017年には残留を果たします。

その後、浦和レッズを指揮していたミハイロペトロヴィッチ監督が監督として移籍することになったため、監督を退任し、コーチとしてクラブを支えることになります。

1年でJ1昇格、残留を果たすほどの監督をコーチとしておけるのはもったいない気もしますね。

ただそれだけミハイロペトロヴィッチ監督がすごいということでもありますね。

横浜FC監督就任

ミハイロペトロヴィッチ監督の元で2021年まで4年間コーチとして尽力しましたが、退任し、FC横浜の監督に就任します。

就任初年度にJ2で2位となり、J1昇格を果たします。

ミハイロペトロヴィッチ監督の元でコーチをしていましたが、実力は確かなものを持っており、引き抜かれても納得ですね。

フォーメーションや戦術は?

それでは、四方田修平監督の戦術やフォーメーションについて紹介します。

フォーメーションは?

3-4-2-1、3-4-1-2を使うことが多いです。

ほかにも3-3-2-2などを使用しますが、基本的に3バックを固定して、前線は流動的に変化させる形になります。

また、選手によりフォーメーションを変えることができ、柔軟な対応ができます。

参考:FOOTBALLLAB

戦術は?

四方田修平監督は後方からのビルドアップやポジショナルプレーなど明確な戦術を用いるというよりも選手の持ち味を活かすことを得意としている印象です。

やはり、長く育成年代の指揮を執っていた影響なのでしょうか、現状の戦力の中でうまくいく組み合わせを考えるように感じます。

また、スカウティング担当としての経験から相手クラブの弱点や良いところを消すのに長けています。

四方田修平監督の評価は19/25点

それでは、デスラジおじさんなりの評価をしていきます。

ポイント

〇戦術:四方田修平監督と言えばと言えるような明確な戦術はないものの選手の良さを活かすことができる
〇コミュ力:ユース年代を長く指揮しており、兄貴のような存在感で親しまれてきたことからも人間性に魅力あり
〇采配:積極的な若手起用と選手交代でチャンスを演出しているが、2023年シーズンは加入選手が多く使いこなすことができるのか
〇選手の成長:ユースから30人以上の選手をトップチームに送ってきただけあり、若手の育成には定評がある
〇魅力:プロ経験の無い、スカウティング出身の異色の監督であるため、魅力は十分

四方田修平監督についてもっと知りたい方は本がおすすめ!

四方田修平監督は異色の経歴の持ち主ではありますがまだ、本は出していませんでした。

本を出版しましたらすぐに更新をします。

今回はサッカーの監督について書かれている本を紹介しますので、監督業に興味がある方はぜひ読んでみてください。

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まとめ

今回の記事では四方田修平監督の監督歴や経歴、プロフィールなどを紹介しました。

大学院生として日本代表のスタッフとして活動し、コンサドーレ札幌のユースから多くの選手を輩出し、J1昇格まで異色の経歴の持ち主でしたね。

若手の育成からトップチームの監督までどんな役割でもこなしてしまう能力の高さがうらやましいです。

これからのマルチな四方田修平監督の活躍に期待したいですね。

参考URL

https://www.yokohamafc.com/player/2022_mg_shuhei-yomoda/

https://www.footballista.jp/special/137207

https://www.football-lab.jp/y-fc/

https://soccerhihyo.futabanet.jp/articles/-/92764?page=1