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【2022年版】湘南ベルマーレの山口智監督!ジェフで史上初の高校生Jリーガーに!現役や監督としての成績や戦術、家族についてまとめました

2021年シーズン途中から湘南ベルマーレの監督に就任した山口智監督。

チョウキジェ監督の長期政権後の不安定なチーム状況の中で、Jリーグ監督デビューを果たしました。

山口智監督のデビューと言えば、Jリーグ史上初の高校生Jリーガーとしてデビューしていたことはご存知でしょうか。

今回の記事ではそんな山口智監督の現役時代や監督としての戦術や家族、子どもについてまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。

今回の記事ではわかることは以下の内容です。

この記事でわかること

〇山口智監督はJリーグ史上初の高校生Jリーガー
〇山口智監督の現役時代の成績
〇山口智監督の指導者としての成績や戦術・フォーメーション

この記事の信憑性は以下の内容です。

この記事の信憑性

〇小学生からサッカーをはじめ社会人リーグでもプレー
〇大学時代は指導者を目指し、地元クラブのコーチや教員免許を取得
〇現在は金融関係の企業に勤めています

山口智監督のプロフィール

それでは、基本情報として山口智監督のプロフィールを紹介します。

名前山口智(やまぐち さとし)
生年月日1978年4月17日(43歳)
出身地高知県高岡郡佐川町
身長/体重178cm/74kg
肩書湘南ベルマーレ監督
ポジションDF、ボランチ等
参考:湘南ベルマーレHP

出身地は高知県ですが、ジェフ千葉(当時:ジェフ市原)のユースチームにスカウトされ、親元を離れて千葉県に住み始めます。

当時はJリーグが発足したばかりで、サッカーの知名度は現在よりも低く、稼げるかもわからない段階でした。

そのような中で送り出してくれた親御さんに感謝ですね。

山口智監督は最年少の史上初高校生Jリーガー?

山口智監督を語るうえで欠かせないのが、史上初の高校生Jリーガーだったことです。

1994年にJユースカップでベスト4、1995年に高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会で準優勝と活躍します。

その活躍もあり、17歳と354日で京都パープルサンガ戦に出場し、当時の最年少出場記録を樹立します。

今でこそ、ユースチームの育成環境等がより整備され、Jリーグデビューが早くなっていますが、高校サッカーが主流だった、当時は驚きの早さでした。

ちなみ、2022年時点では、久保建英選手が15歳5か月1日でJ3デビューを飾っています。

J1での最年少出場記録は森本貴幸の15歳10ヶ月6日です。

山口智監督の現役時代の成績は?

それでは、山口智監督の現役時代についてまとめます。

まずは、所属クラブの一覧です。

所属クラブ(チーム)

〇小学生:佐川サッカースクール
〇中学生:佐川町立佐川中学校
〇高校生:ジェフユナイテッド市原ユース
〇ジェフユナイテッド市原(1997年~2001年)
〇ガンバ大阪(2001年)※レンタル移籍
〇ガンバ大阪(2002年~2011年)
〇ジェフユナイテッド市原・千葉(2012年~2014年)
〇京都サンガF.C.(2015年)

そして、各年代の主なタイトルや成績をまとめます。

佐川サッカースクール
佐川町立佐川中学全国中学校サッカー大会出場
(初戦敗退)
ジェフユナイテッド市原ユースJユースカップベスト4
(1994年)
高円宮杯全日本ユース準優勝
(1995年)
ジェフユナイテッド市原・千葉Jリーグ杯準優勝
(1998年)
ガンバ大阪J1セカンドステージ準優勝
(2002年)
J1リーグ優勝、Jリーグ杯準優勝
(2005年)
天皇杯準優勝、ゼロックス杯準優勝
(2006年)
Jリーグ杯優勝、ゼロックス杯優勝
(2007年)
天皇杯優勝、ACL優勝
(2008年)
天皇杯優勝、ゼロックス杯準優勝
(2009年)
J1リーグ準優勝、ゼロックス杯準優勝
(2010年)
京都サンガ

ガンバ大阪時代に多くのタイトルを獲得しています。

そして、J1リーグは3位が一番多いかったですね。

中学生・高校生(ユース)

中学生の時に初戦敗退ではありますが、全国中学校サッカー大会出場に出場しています。

その時の活躍があり、千葉県のジェフ市原のユースチームからスカウトを受けます。

ユースチームでも活躍し、高校生にしてJリーグデビューを果たします。

ジェフ市原時代

高校卒業後は、クラブのレギュラーとして活躍し、1998年のJリーグ杯の準優勝に貢献します。

そして、世代別(U-19、20)の日本代表にも選出されAFCユース選手権やFIFAワールドユースマレーシア大会に出場しました。

当時のメンバーには、中田英寿さんや松田直樹さん、中村俊輔さん、宮本恒靖さんなど錚々たるメンツに名を連ねていました。

また、晩年にはガンバ大阪から再度、ジェフ市原(ジェフ千葉)に戻ってきます。

ガンバ大阪時代

山口智監督が最も長く所属し、数多くのタイトルを獲得した時期でもあります。

2018年のロシアWカップで一躍時の人となった、西野朗監督が2002年から指揮を執り、2005年にはガンバ大阪のリーグ初優勝に貢献します。

そして、数々のカップ戦の優勝、準優勝を果たし、Jリーグも毎年、優勝争いに絡むような上昇クラブとなりました。

個人としては、2006年~2009年までJリーグベストイレブン、2006年~2010年までJリーグ優秀選手賞を獲得し、Jリーグ屈指の選手へと成長しました。

そして、2006年、2009年に日本代表にも選出されています。

山口智の監督としての成績は?

現役時代の山口智監督の活躍については紹介しましたので、指導者とせいての成績も確認します。

指導歴

〇ガンバ大阪 U-23 ヘッドコーチ(2017年)
〇ガンバ大阪 トップチームコーチ(2018年~2019年)
〇ガンバ大阪 トップチームヘッドコーチ(2020年)
〇湘南ベルマーレ トップチームコーチ(2021年)
〇湘南ベルマーレ トップチーム監督(2021年9月~)

2021年に湘南ベルマーレの監督になるまでは、ヘッドコーチとして活躍をしていましたので、初監督がJ1のクラブになります。

現役時代に所属していたクラブというわけではないのが不思議ですね。

また、個人成績としては、2022年6月度の月間優秀監督に選出されました。

フォーメーションや戦術

2021年の9月からトップチームの監督に就任した山口智監督ですが、どのようなフォーメーションを使用するのでしょうか。

監督としては2年目ですので、データは少ないですが、多用するフォーメーションは3-1-4-2です。

やはり、現役時代に慣れ親しんだ3バックを採用していますね。

山口智監督の戦術

湘南ベルマーレで長期政権を握っていたチョウキジェ監督が植え付けた湘南スタイルと呼ばれる堅守速攻の戦術。

山口智監督はこのスタイルを踏襲しながらも新しい変化も与えています。

攻撃は湘南スタイルの速攻を活かすように、サイドからの組み立てを加えることで、スペースを生み出すようにしている。

また、守備時には前線からのゲーゲンプレスとリトリートしてからのブロックを敷く形で立ちはだかっています。

山口智監督の評価は18/25点

それで、デスラジおじさんなりの評価をしていきます。

ポイント

〇戦術:湘南スタイルと呼ばれる堅守速攻のスタイルに新たな変化を加えているが、まだまだ結果が伴わない
〇コミュ力:もともと湘南のヘッドコーチ出身をしており、話しやすい監督である印象
〇采配:監督としての経験値が少ないことから今後に期待したい
〇選手の成長:町野選手など日本代表選手も輩出しているため、今後に期待したい
〇魅力:監督としてはまだ2シーズン目であり、1年間を通してクラブを率いたのが初であり、可能性は無限大

山口智監督子どもは、家族は?

山口智監督には奥さんと二人の息子さんがいます。

2006年、山口智監督がまだ現役時代にインタビューを受けており、その当時は4歳児(壮太)と1歳児(遥太)の息子さんが写っています。

そして、2021年のインタビュー時点では、2人ともサッカーをやっており、それぞれ、大学とユースでプレーしているようです。

おそらく2022年、現在も活躍されていると思われます。

「大学とユースでサッカーをしている息子がふたりいるんですが、試合を見て、どうだったとよく聞いていました。息子なので、気を使わずに『あの交代、なんやったの』と見たままに言いますし、フランクに話ができるんですよ。それはうちの嫁も同じで、いろいろ言ってくれるのでそういう見方もあるんだという気づきにもなるし、整理できるので、とても助かりました」

引用元:Web Sportiva Love Sports

山口智監督についてもっと知りたい方は本がおすすめ!

山口智監督についての本はまだないため、監督に興味のある方はこちらの本をどうぞ!

まとめ

今回の記事では山口智監督についての現役時代や戦術、家族についてまとめました。

Jリーグ最年少記録を樹立したことやJリーグベストイレブンに複数回選出されるなど、選手としての実績は十分な監督です。

今後の監督としての活躍に期待したいです。

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参考URL

https://web.gekisaka.jp/player/?33759-9258-jp

https://www.bellmare.co.jp/268083

https://victorysportsnews.com/articles/5230/original