1995年からJ1リーグに昇格した柏レイソル。
2022年現在まで3回のJ2降格を経験するが、すべて1年でJ1に戻ってきたり、昇格初年度にJ1優勝などと話題に欠かないクラブです。
みなさんは柏レイソルの運営会社をご存知ですか?
柏レイソルのファンの方でも知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回の記事では柏レイソルの運営会社である「株式会社日立柏レイソル」の採用情報や求人、会社概要、社長、経営などを紹介します。
今回の記事ではわかることは以下の内容です。
この記事でわかること
〇株式会社日立柏レイソルの採用や求人について
〇株式会社日立柏レイソルの会社概要について
〇株式会社日立柏レイソルの経営状況について
この記事の信憑性は以下の内容です。
この記事の信憑性
〇小学生からサッカーをはじめ社会人リーグでもプレー
〇大学時代は指導者を目指し、地元クラブのコーチや教員免許を取得
〇現在は金融関係の企業に勤めています
株式会社日立柏レイソルの沿革について
株式会社日立柏レイソルの会社概要や社長、歴史などを確認紹介します。
先取まとめ
〇日立製作所を前身とする千葉県柏市をホームタウンとするクラブ
〇2022年8月現在の社長は8代目で、愛知県出身の瀧川 龍一郎さん
〇社名は日立製作所⇒日立スポーツ⇒日立柏レイソルと2度変更されている
〇1993年のJリーグ開幕時点でのオリジナル10には漏れたが、1995年のシーズンからJリーグ参入
柏レイソルの会社概要
まずは株式会社日立柏レイソルの会社概要になります。
会社名 | 株式会社日立柏レイソル |
創立 | 1992年4月1日 (株式会社日立スポーツ) |
資本金 | 1億円 |
所在地 | 千葉県柏市日立台1-2-50 |
電話番号 | 04-7162-2201(代表) |
代表取締役 | 瀧川 龍一郎 |
柏レイソルの社長は?
2022年8月時点の社長(代表取締役)は瀧川 龍一郎(たきかわ りゅういちろう)さんです。
2015年4月から第8代目の社長に就任したため、2022年時点で7年目となります。
歴代の社長と比較すると最長の任期です。
歴代の社長
〇佐藤東里(1992年04月01日~)
〇柏樹隆(1995年06月09日~)
〇小林正三郎(1997年06月01日~)
〇小野寺重之(2003年03月01日~)
〇河西晋二郎(2007年04月01日~)
〇御手洗尚樹(2011年03月01日~)
〇萩原靖(2013年05月28日~)
〇瀧川龍一郎(2015年04月01日~)
柏レイソルの歴史
現在の株式会社日立柏レイソルになるまでの道のりを紹介します。
Jリーグ参入前
前身となる日立製作所本社サッカー部が1940年に設立されました。
その後、1965年に始まったJリーグの前身である日本リーグに創設メンバーとして活躍。
1972年には日本リーグ、天皇杯の二冠を達成します。
1986年には東京都小平市から柏市に活動の拠点を移し、1992年に柏レイソルの管理運営主体となる、株式会社日立スポーツが設立されます。
1993年のJリーグ開幕時のオリジナル10からは漏れてしまいましたが、翌年にJリーグ昇格を果たすとチーム名を「日立FC柏レイソル」に変更しました。
Jリーグ参入後
1996年に現在のチーム名「柏レイソル」に変更されました。
Jリーグ参入後は1999年にJリーグ杯(現ルヴァンカップ)の優勝を果たすが、なかなか勝てないシーズンが続きます。
そんななか、2000年に株式会社日立スポーツから現在の「株式会社日立柏レイソル」に社名を変更します。
2000年に社名を変更してから、2022年まで社長の変更はありますが、会社としての体制は大きく動いていないようです。
社名・クラブ名まとめ
〇会社名:日立製作所⇒日立スポーツ⇒日立柏レイソル
〇クラブ名:日立製作所サッカー部⇒日立FC柏レイソル⇒柏レイソル
株式会社日立柏レイソルの事業内容や経営状況について
それでは柏レイソルの事業内容や経営状況についてまとめます。
先取まとめ
〇基本的な収益は広告料や入場、グッズ販売などがメイン
〇セーブ・ザ・チルドレンと手を組み未来ある子どものための活動を行っている
〇自己資本比率、流動比率、当座比率により、会社としての安全性を確認したところ・・・厳しい?
柏レイソルの事業内容
柏レイソルの基本的な収益はほかのクラブと同様に広告料、入場料、グッズ販売、Jリーグ分配金になります。
さらにここにアカデミーやスクール事業が加わります。
このような事業とは別にクラブの取り組みとして「セーブ・ザ・チルドレン」の活動をしています。
セーブ・ザ・チルドレン
子ども支援専門の国際組織であるセーブ・ザ・チルドレンは、すべての子どもにとって生きる・育つ・守られる・参加する「子どもの権利」の実現を目指している団体になります。
柏レイソルは公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンと手を組んでいます。
2014年のレポートから具体的な取り組みを読み取ります。
取り組み内容
〇事業名 ラオカイ省における少数民族の子ども達のための教育の質改善事業
〇事業期間 2014年9月1日~2015年8月30日
〇予算 3,581,011円
〇事業地 ベトナム 北部山岳地帯 ラオカイ省 バサット郡
〇事業概要 少数民族の子ども達が学ぶ小学校の学習環境改善を目指す。
〇裨益者数 約1,259人(子ども969名、学校教員334名)
柏レイソルの経営状況
株式会社日立柏レイソル貸借対照表から経営状況を読み取ります。
※2021年の貸借対照表はこちらから
経営状況
〇約17%:自己資本比率(%)=純資産÷総資産×100
〇約8%:流動比率(%)=流動資産÷流動負債×100
〇約8%:当座比率(%)=当座資産÷流動負債×100
自己資本比率
自己資本比率は会社の全財産のうち、返さなくていい資本(純資産)の比率を表すため、会社の安全性を判断する指標になります。
つまり、自己資本比率が高いほど、倒産しにくい会社と言えます。
目安としては30~40%で倒産しにくい会社と考えられます。
流動比率
流動比率は短期的に支払義務が到来する流動負債に対して、短期的に現金化できる流動資産の比率を表します。
自己資本比率に加えて、流動比率で短期的な支払能力を知ることで、より安定的な会社であるかを図ることができます。
一般的に流動比率は200%以上あれば安全だと言われています。
当座比率
流動比率では、流動資産全てで比率を求めますが、流動資産には棚卸資産(=商品の在庫)も含まれてしまいます。
仮に商品が売れなかった場合は資金調達ができなくなりますから当座比率でより厳密に支払能力をチェックすることができます。
一般的に当座比率が90%を上回っていれば短期的には安全であると言われています。
経営状況のまとめ
〇自己資本比率(%):自社の資本がどれだけあるのか
〇流動比率(%):支払い能力があるのか
〇当座比率(%):支払い能力があるのかをさらにチェック
株式会社日立柏レイソルの採用や求人、年収について
最後に株式会社日立柏レイソルとして、会社としての採用や求人、年収についてまとめます。
先取まとめ
〇基本的な収益は広告料や入場、グッズ販売などがメイン
〇セーブ・ザ・チルドレンと手を組み未来ある子どものための活動を行っている
〇自己資本比率、流動比率、当座比率により、会社としての安全性を確認したところ・・・
柏レイソルは採用していない!?
まず、株式会社日立柏レイソルの定期的な採用はありません。
そのため、不定期で行われる求人に応募するしかありません。
また、このようなケースは基本的に新卒採用ではなく、キャリア採用になるため、専門的な技術が必要になると考えられます。
当クラブでは、定期採用を行っておりません。採用活動を行う際には、当サイト等でお知らせいたします。なお、コンタクトメールからの採用に関するお問い合わせにつきましては、原則としてご回答できませんので、予めご了承ください。
引用元:柏レイソルHPよくあるご質問
柏レイソルの年収は?
年収についての詳細は公開していませんでした。
また、同じように資本金が1億年の未上場企業の年収は部長クラスで800万円程度となっています。
株式会社日立柏レイソルの場合は、キャリア採用ということもあり、一般的なサラリーマンよりはもらえるのではないでしょうか。
株式会社日立柏レイソルをさらに知りたい方は
株式会社日立柏レイソルに興味を持った方、もっと知りたいと思った方にはこちらをおすすめします。
ポイント
〇Decade柏レイソル10年史
まとめ
今回の記事では株式会社日立柏レイソルの沿革や経営状況、採用、求人についてまとめました。
2022年8月時点でJ1リーグ上位を維持している好調なクラブであるため、今後も注目していきたいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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